え!受講できるんだ

 チェーンソーの調子が悪いので、何か良い商品は無いかとネットサーフィンしていたところ、地元の建設機械器具のレンタルや販売をしている会社さんのホームページが引っかかり内容を確認していると、「小型車両運転特別教育」の文字が飛び込んできた。


 この「小型車両運転特別教育」と言う内容(言葉)は以前から知っていて、小型のバックホーを運転するためにはどうしたら良いかと検索したときに確認していた。
 私の認識では建設用機器車両の教習所へ行かないと取得できないと思っていたが、この会社さんでも受講(*1)できることを知った。


 年に1回各営業所で実施しているようで実施日が土日に行われるとのことで、受講意欲が高まった。ただ気になるのは、受講日はこの週末で限定20名であったので、もうだめかなぁと思いながらもホームページの予約ホームから申し込んだ。
 その日の夜19時半をまわったころだっただろうか、「講習の件ですが、定員に余裕がございますので、受講いただけます。」との連絡!
 
 *1 後でわかったんだけど、大体が建機メーカさんのところで教習を行っていることが多く、そこから講師を招いて実施。

証明写真も2枚必要

 昨日のメールには、細かな受講内容が書かれていて、写真も2枚必要とのことだった。証明写真は、よくデパートとか駅とかにあるインスタント写真を思い浮かべてしまうんですが、これも偶々ネットで「ケータイプリン」を発見!えっ今頃?との声も聞こえてきそうだが、ブラウザから画像をアップしてセブンイレブンで200円で印刷できると言うのはすばらしいと思う。
 それも、携帯電話で撮影したのでも良いのですが、デジカメで撮影したのを多少明るさとか位置とか調整してパソコンからもアップできるのだ。画像をアップした後は暗証番号だかが表示されるのでメモっておき、セブンイレブンで暗証番号だかを入力し200円投入して印刷するだけ。
 但し、全ての証明でこの写真を採用してくれるかは責任取れないようなので注意が必要。
 駅前とかの証明写真だと700円ぐらいで失敗とかあると悲しいしねぇ。

学科講習

 朝から生憎の雨、桜も満開に近くこの週末は花見を楽しみにしている方も多いはず。
 講習一日目の今日は学科なので天候には関係ないが明日の実技講習で雨だったらと思うと少し気が滅入る。


 受付で講習申し込みと受講料、証明写真2枚を渡し席に着いた。受講される皆さんは、20代前半から70代と幅が広いようで特に年配の方が多いようだ。
 講師は、建設機械メーカの方がこのために来てくれている。
 教本を元に説明とプロジェクタに資料や動画を映し出しての講習であった。重要な部分は教本の文面に下線を引くようにとの指示があり、最後の試験に影響があると言うことは言いはしないが明白である。


 教本と昼食と飲み物は、受講料に含まれていて、お弁当を頂いた。
 午後は食べた後で眠くなるとのことで、受講者一人一人法規の文面を読んでもらう場面もあり、ちょっとドキドキ。(なんせ漢字に弱いもので・・・)

 最後にちょっとした試験があり80点以上で合格と言うような感じだったが覚えていない。この試験はどの講習でも同じかどうかはわからないが、私が受けた試験では、文章の中に( )で空いてる部分があり、そこに当てはまる文を選択群の中から選び、その番号を書き入れると言うものだった。
 久しぶりに1日受講で結構疲れました。


 明日までの宿題として、バックホー操作のイメージトレーニングをしてくるようにと。
 今夜は、組合の春祭り。

 飲み過ぎないようにしないと明日の実技に差し支えが・・・。

実技講習

 朝から晴天である。いやぁ助かったぁ雨で合羽着ての講習だったらどうしようかと思った。ただ、昨日は飲みすぎたせいで操作のイメージトレーニングが全く出来なかった。
 今日は、作業着+運動靴(安全靴がベスト)+ヘルメット+軍手というスタイルだ。
 まずは、操作前点検をどのように行うかや、バックホーの各部所の説明、服装などの話があった。
 実際に点検は3名の受講者が代表して行った。

 その後2班に別れ、一方はバックホーの操作、もう一方は走行である。
 午前中私は、操作のほうで8名で交代しながら土をすくって横に回転して土を落とすといった内容を繰り返した。
 やはりこれは慣れであると強く実感した。いきなりはなかなか厳しいものがある。ただやっていればうまくなっていくのは誰の操作を見ていても、自分の操作を見ていても実感できるほどだ。

 昼食後、受講者で意見交換会が行われた。メインは、この講習を主催してくれた会社の説明なんだけれども・・・。まぁそういうモンだろうと。各受講者がどういう理由でこの講習に来たかを一人ずつ話したのはなかなか面白かった。

 午後は走行である。一番大事なのは安全確認である。旋回する前、発進する前、周囲が安全であることを指差し確認を行い、クラクションを鳴らす。私はついついクラクションを鳴らし忘れてしまう。
 走行で難しいなぁと感じたのは、重心が変わる場面だ。斜面を登って平坦なところに移動するときと、その逆である。

 最後に総評があり、無事今回受講した全員が取得できることとなった。
 今回講師を行っていただいたメーカさんからお土産でキャップを頂き、早速子供に渡したらバックホーの刺繍があり大変喜んでいた。土日に私と遊べるのを楽しみにしていたのをこの受講のため留守にしたので、非常に助かったのであった。
 終了証は、一ヶ月くらいで手元に届くようだ。それまで楽しみにしていよう。